2025年11月14日、東京大学柏キャンパスにて開催された空間情報科学研究センター(CSIS)主催の「CSIS DAYS 2025 全国共同利用研究発表大会」において、口頭発表を行いました。
当日は「Lightweight UAV-DSM Approach for Urban Fire Damage Mapping: Wajima 2024」と題し、2024年能登半島地震における輪島市朝市通り周辺の市街地火災を対象とした研究成果を発表いたしました。本研究では、発災前の事前画像データを必要とせず、ドローン(UAV)で取得した電子標高モデル(DSM)のみから建物の標高統計量を算定する指標(DSM-DM)を用いることで、建物ごとの全壊・一部残存などの被害状況を数時間で迅速に判定・可視化する手法を提案いたしました。木造や鉄筋コンクリート造といった構造ごとの被災傾向を高精度に判定できることを確認し、大規模地震火災の初動対応や優先度判断を支援する軽量な空間解析アプローチとしての有効性を提示しました。
本大会を企画・運営いただいた空間情報科学研究センターの皆様、ならびに会場やオンラインにてご参加いただき貴重なご意見やご質問をくださった皆様に心より御礼申し上げます。今回いただいた示唆を今後の研究に活かし、災害対応の現場で真に役立つ空間情報技術の開発を進めてまいります。
研究発表大会の詳細については、以下のリンクよりご覧いただけます。
https://www.csis.u-tokyo.ac.jp/event/csisdays25_notification/