2025年11月に発生した大分県大分市佐賀関での大規模市街地火災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます
私が所属する日本火災学会・地震火災専門委員会(主査:北後明彦 神戸大学名誉教授)にて実施いたしました、大分市佐賀関の大規模市街地火災に関する現地調査の速報記事が、日本火災学会のウェブサイトにて公開されました。本調査では12月15日および16日にドローンを用いた上空からの網羅的な調査を行い、従来の地上調査では把握が難しかった上階部分の火害や隣接林野への延焼状況を可視化・解明いたしました。
今回の調査・分析により、強風下における約1.4km離れた離島(鳶島)や市街地内への飛び火現象、ならびに木造密集市街地特有の建物密度や狭小な道路幅といった地域特性が火災拡大に大きく影響したことが確認されました。また、耐火性能の高い建物や道路幅、消火活動、風向といった複数の要因が重なることで延焼が阻止された「焼け止まり」の状況についても整理しております。2024年の能登半島地震・輪島市での調査に続く本取り組みを通じて、大規模火災現場におけるドローン調査の有効性が改めて示されました
詳細な調査結果につきましては、以下の日本火災学会リンクよりご覧いただけます。
日本火災学会 調査速報記事:
https://jafse.smoosy.atlas.jp/ja/firenews20260108