2025年11月8日、関西大学高槻ミューズキャンパスにて開催された「日本災害情報学会第31回学会大会」において、口頭発表を行いました。
当日は「令和6年輪島市大規模火災における建物被害推定― 高解像度UAV-DSM空撮測量による試行的適用 ―」と題し、2024年能登半島地震に伴い発生した輪島市大規模火災を対象とした研究成果を発表いたしました。本研究では、発災前の画像データを必要とせず、ドローン(UAV)測量から得られた数値表層モデル(DSM)の高さ差に基づく単一指標(DSM-DM)を活用することで、建物ごとの一次被害状況(全壊・一部残存等)を数時間で迅速に推定・可視化する手法を報告いたしました。木造と耐火構造(RC造・S造)における被害傾向の違いや空間的分布を捉えられることを示し、初動対応や現場巡回計画を支援する実務的な空間情報解析アプローチとしての有用性と課題を提示いたしました。
本大会の企画・運営にご尽力いただいた日本災害情報学会の皆様、ならびに会場にて貴重なご意見やご質問をくださった参加者の皆様に心より御礼申し上げます。いただいた示唆を今後の研究に活かし、災害時における迅速な現場状況の把握と実効性の高い防災情報共有の実現に向けて引き続き邁進してまいります。
大会プログラムの詳細については、以下のリンクよりご覧いただけます。