2025年3月5日、広島県竹原市と東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)が共催する「竹原市×東京大学 パートナーシップ協定 市民公開セミナー」に登壇いたしました。
本セミナーは、竹原市とCSISを基幹部局とする東京大学デジタル空間社会連携研究機構が2024年11月に締結したデジタル化に関する包括的パートナーシップ協定の一環として開催されたものです。
当日は「要配慮者とともに考える福祉防災とデータ活用~研究と実践からの学び~」と題して講演を行いました。講演では、高齢者や障害のある方など「要配慮者」に災害被害が集中する構造的課題を指摘し、福祉と防災の連携の重要性をお話ししました。その上で、データ活用・未来予測による福祉防災DX戦略として「SAFEアクション(Survey/Adjust/Facilitate/Evacuate)」を提案いたしました。ハザードマップを用いたリスクの可視化、ICTを活用した支援タイムラインの地域共有、そしてドローンやIoTを用いたリアルタイム避難所支援など、誰一人取り残さないインクルーシブな避難環境を実現するための研究や成功事例をご紹介しました。
講演後には、今榮敏彦竹原市長をはじめとする登壇者の方々とともに「産学官連携によるデータを活用したまちづくり」をテーマとしたパネルディスカッションにも参加し、地域の持続可能な発展やSDGs(目標3, 9, 11)の達成に向けた活発な意見交換を行いました。
ご来場いただいた竹原市民の皆様、そして開催にご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、空間情報やデータ駆動型のアプローチを通じて、地域の福祉防災力向上と持続可能なまちづくりに貢献してまいります。
セミナーの詳細や当日の様子については、以下のリンクよりご覧いただけます。