今年はオーラルセッション55件、ポスターセッション66件の計121件の発表が行われ、約150名の技術者が参加しました。特に注目されたのは、人工知能や機械学習を用いた研究や、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した避難シミュレーションの進展でした。
今回の会議では、保育施設の津波避難安全に関する研究を要旨をまとめました。研究では津波襲来を想定して、保育園児が乗車する大型ベビーカーを高台までの急傾斜スロープで搬送が行われるシナリオに焦点をあて、保育施設職員の対応能力や身体的負担を考慮した避難安全検証モデルの開発の必要性を提案しました。
今回の会議では、保育施設の津波避難安全に関する研究を要旨をまとめました。研究では津波襲来を想定して、保育園児が乗車する大型ベビーカーを高台までの急傾斜スロープで搬送が行われるシナリオに焦点をあて、保育施設職員の対応能力や身体的負担を考慮した避難安全検証モデルの開発の必要性を提案しました。
発表会では欧米やアジア諸国の研究者から南海トラフ地震に伴う被害について質問が寄せられたり,互いの研究に関して色々意見交換することができました。会議の二日目には地元スヘルトーヘンボスでの市内ツアーやソーシャル・ディナーが開催され、オランダ、ドイツ、アイルランド、アメリカ、アジア各国の研究者とのネットワーキング、参加者たちとの交流を促進する素晴らしい機会となりました。
PED2023参加者の記念写真 (twitter.com/@ped2023)